うつ病になって「〜ない」こと。気持ちが前向きになりにくい
何をしていても、うまく行くってなかなか思いにくい
もともとポジティブな思考ではないのですが、うつ病になってからはその傾向が強くなっているように思います。例えば本を読んでいても、「自分のみにならないのではないか。」とか「途中で投げ出してしまうのではないか、投げ出してしまったらせっかく読んでも身につけないのではないか。」といった、ネガティブ、否定的な思考になってしまいます。
他にも、うつ病になってしまい、今後回復しないかもしれないという思いが強くなってしまい、余計にうつ病を拗らせてしまうといったことです。
こうした思考になってしまうのは、自分の本来の性格もあるのでしょうが、やはり自分の考え方の問題だと思います。この思考というのは訓練次第でなんとかなるのではないかと思います。
ポジティブな思考になるための訓練とは
世の中には、こういった話はとてもたくさんあると思います。僕が知っているものでもフランクリンコヴィーやナポレオンヒルなどは、きっとポジティブシンキングの要素をきっと含んでいると思います。
認知(行動)療法
うつ病の治療方法の一つとして、認知(行動)療法というものがあるということは聞きいたことがあります。具体的にはこうちたものだそうです。
認知療法・認知行動療法では、つらくなったときに少し立ち止まり、そのときに頭に浮かんでいる自動思考を現実にそった柔軟なバランスのよい新しい考えに変えていくことで、その時々に感じるストレスを和らげる方法を学ぶことができます。そして楽な気持ちでもっと自分らしく生きられる可能性がでてきます。
ネガティブな事象や考えになってしまった時に、立ち止まり振り返るというものだというのが僕の理解です。
7つの習慣
上にも書きました。フランクリンコヴィーという方が考えた、成功哲学です。僕も社会人になりたての頃、会社の勧めで研修を受けたことがあります。
著者は本作を執筆するにあたり、アメリカ建国以来発行された約200年分の「成功」にかかわる文献を調査した。その結果、直近の50年分の文献ではコミュニケーションスキルやポジティブシンキングなど、上辺だけの応急処置的なテクニックの解説に終始するものがほとんどであったのに対し、初めの150年間の文献は誠意、謙虚、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制、黄金律といった、不変の「原則」に基づく優れた人格の養成を重視していたことを発見する。著者は前者のパラダイムを「個性主義」、後者を「人格主義」と呼び、「人格主義」に基づいた成功への法則を抽出して、それを「7つの習慣」として提示する。
実際に、講義を受けた感じたことですが、当たり前のことをするというのはどんなに大変で難しいことかということを改めて知らしめてくれた考えだと思います。 書いていることは、誰でも理解できます。でもそれを習慣として続けることは難しくそれを続けることで人間として成長できるという考え方はとても理解できるものです。
成功哲学とポジティブシンキングは違うものかもしれませんが、でも成功することによってポジティブさを取り戻すことができると考えれば7つの習慣もポジティブシンキングの一つだと思います。
ポジティブ思考を作るために参考になるかもしれない本
僕は、今うつ病のせいで本が読めなくなってしまっています。(と思われます。)でも、ゆっくりではありますが、本を読む訓練をしており、その中でこうした本を読んでいくことで本を読む訓練だけではなくポジティブな思考を手に入れたらいいと思います。
嫌われる勇気
タイトルだけ見ると、少々過激かもしれません。でもこうした考え方というのは大事かもしれません。誰にでも好かれるような八方美人である必要はないのかもしれません。
鈍感力
これも有名な本かもしれません。僕は仕事の中で、感受性を高めろ、察しろということをよく言われていました。でも察しすぎるということは本当に良いことなのでしょうか。この本が教えてくれるかもしれません。
人を動かす
これも有名な本です。僕は人を動かすことができないと思っています。人を動かすのではなく自分が動くものだと思っています。でももしかしたらその考えをこの本は変えてくれるかもしれません。そういった意味で、この本は僕に気づきを与えてくれるかもしれません。
今読んでいる本はこれ
地元の図書館でこの2冊を借りました。一ヶ月かけてこの本を読んでいきたいと思います。またレビューをしたいと思います。