漫画でわかるうつ病。「ツレがうつになりまして」
わかりやすくうつ病を理解したい
もし、あなたのパートナーがうつ病になってしまったら、あなたはどうしますか。 闇雲にインターネットでうつ病について調べますか。または、心療内科の先生に直接質問をしたり、話を聞いたりしますか。またカウンセラーの先生の予約を取って、カウンセリングを受けたりしますか。
心療内科の先生やカウンセラーの先生のところに行くというのはかなりハードルの高いことだと思います。よほどアクティブな人、行動力のある人がすることだと思います。
インターネットで調べるというのはハードルは低いです。インターネットに番っている環境であればいくらでも調べることができますし、情報はネットの中に腐るほどあると思います。 でも、インターネットの情報というのは質の問題があると思います。良い質の情報にたどり着けば、うつ病について正しい知識を得ることができるかもしれませんが、なかなか質の良い情報にたどり着くということは難しいと思います。 うまくいけばいいですが、下手をすると誤解ばかりを生んでしまうことがあるのではないかと思います。それくらいインターネットというのは誤解や偏見が渦巻いた場所だというのが僕の感想です。
では、アクティブではないが正しい情報を得たいという人は何を頼りにすればいいのでしょうか。 僕は本だと思います。本でも専門家が書いた本は難しすぎで理解することが難しいです。ならば、素人の体験談がリアリティがあって良いと思います。
そこで、僕はうつ病になった人、またはうつ病の友人やパートナーを持つ人に読んでもらいたい本としてこの本をご紹介したいと思います。
「ツレがうつになりまして」という本
あんまり内容を書いてしまうと、ネタバレになってしまいますし、著者の方に失礼になってしまいますので、あまり書きませんが、この本のポイントは以下だと思っています。
- なり得ない人がなってしまった
- なってからの状況がよくわかる
- うつ病というのもが身近に感じる
この3点だと思います。特に1点目については、うつ病というのは身近に起こるものだと、どんな人でもなってしまう可能性があるんだということがよくわかる内容だと思います。
僕の周りの方は、おそらく僕はうつ病になる人ではないと思っていると思います。口が達者で、行動力があり、家族もいて友人もいる。そんな人がうつ病になるわけがないと。 でも、この本を読むと、うつ病って誰がなってもおかしくないんだなということがよくわかります。
皆さんも、もし近くにうつ病の方がいる、自分の毎日が辛い、旦那や子供や妻が元気がない、うつ病ってなんだろう?という人は一度読まれてみてはどうかと思いました。