漫画でうつ病についての知識を広げる、深める「ツレと貂々、うつの先生に会いに行く」
うつ病についての知識を深める、広げるために
前回のブログでは、うつ病についての知識を得るためには本が良いということをお話ししました。 その本として、「ツレがうつになりました」という本を紹介しました。マンガ形式でとてもネガティブなうつ病というものを明るく、そしてわかりやすく説明してくれているので、うつ病の方だけではなく、周りの人にもとても良い本だということをお伝えしました。
ただ、この本マンガ形式ですので、どうしても学術的な点について弱いというか、もう少し真面目な感じでうつ病について知りたい、分かりたい、理解したいという方についてはこの本は少し弱いような気がします。
ですので、今回はうつ病について「より広く、そして深く」知るための本としてこちらを紹介したいと思います。 もちろん、分かりやすくするということは大前提です。
「ツレと貂々、うつの先生に会いに行く」という本
この本は、うつ病経験者とその奥様と全くの素人さんが心療内科の先生のもとに尋ねに行き、色々と疑問をぶつけていきそれについて回答をしてもらうというものです。 疑問については定番のものばかりですので、私たち素人が思うものです。なので、本を読み進めていけば「なるほどなぁ」や「そうすれば良いのか」といった感想を得ることができます。
回答は心療内科の先生のコメントですので確かなものですし、そういった意味ではうつ病についての知識を深めることも可能だと思います。また、疑問を投げかけるのは、うつ病について素人の方という設定ですので、うつ病について広い知識を得るということも可能な本です。
「ツレがうつになりまして」を読まなくても、うつ病についてしっかりとした知識を得ることができると思いますので、とてもお勧めの本だと思います。