「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 」読了
Prime Readingで読んだ最初の本
そして、うつ病になってから最初に読み終わった本です。記念すべき第1冊です。
Prime Readingについては別に記載をしますが、簡単にいうと、Amazonプライムに入っている人向けに無料で電子書籍が読めるというものです。
このサービスは以前から少し知っていたのですが、今回うつ病になって、ベッドからあまり出ることができなくなって本を買ったり借りたりすることができない状況の中で始めた取り組みです。
結果として本を読む機会を増やし、かつ支出を抑えることができるという一石二鳥の効果を出してくれました。
他にもいろんなメリットがあるのですが、それはまた後日。
読了後の所管
今回僕が読んだのは「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 」という本です。この本が読みたいというわけではなく、たまたまPrime Readingのトップページに乗っていた本です。
でも読み終わった時に「これは僕がうつ病になって最初に読む本でよかった」でした。
本の内容について書いてしまうと問題もあると思いますので、出来るだけ本書の内容に触れずに感想を書こうと思います。
今の世代を理解する
今の世代の方々が何にモチベーションが高まるのか、昔の世代は何にモチベーションが高まるのかについて書かれています。 多分僕たちの世代(30〜40代)というのは今と昔の世代の真ん中の世代です。ものに対してもやる気を起こしますし、自分のやりたいこと、好きなことにに対してもやる気を出す世代です。 今と昔の世代の橋渡しというか接着剤の役割を担っていかないといけないなということをこの本を読んで思いました。
そもそもモチベーションを上げるためのきっかけが違うのにそれを理解しないままに上司は部下を指導するなんていうところがおこがましいと思います。
ということで、この本では若い世代や今の時代を気づいてきた世代が何にやる気を出すのかということが書かれていました。
自分のライフワークを見つける
この本では、ワークライフバランスではなくライフワークを見つけましょうということを言っていると僕は理解をしました。 ちょっと極端な言い方になりますが、たとえ土曜日でも日曜日でも夜でも朝でも常に考えていられる事を仕事にするというのが今後の働き方ですし、AIが自分たちの仕事を侵食する中で生き残っていくことができる部分だということが書かれています。
今は僕はうつ病になっていて、病気のせいで字を書くのがとても億劫になっていたり、本を読むということがなかなかできなくなっています。でも、ブログを書くのはとても楽しくていつまで書くことができます。 今は同時に3つのブログを運営しています。
うつ病でもこうしたことができるというのは本当に好きなことだからではないかなと思うのです。ブログを書くことが好きというよりもブログのネタを探し出し、それを調べて自分で理解するということが好きなのかもしれません。
これが仕事になるなんて全く心にも思っていませんが、そう言ったライフワークを見つけることがいいのではないですかと提案をしてくれているのがこの本です。
うつ病になった意味をここで捉えた
この本では、「時には立ち止まりこもって自分を突き詰めることもいいのではないか」と言ってくれています。 自分の内面に向き合って、何が好きか、何がしたいか、どのように生きていきたいのか、誰を幸せにするのか、といったことをずっと考え続けることをできるのであればした方がいいということです。
僕はうつ病になり、しんどい毎日を過ごしていいます。その中かで日々あったことをブログに書いたり、手帳に毎日の日記をつけていくことで事実を見える化していきます。ずっと布団の中や風呂の中、ソファに座って悩んでいます。 それを続けることが、僕に撮ってのライフワークを見つけるきっかけになるんじゃないか、ならばうつ病は僕にとって何か意味のあることなんじゃないかと思えるようになりました。
少しうつ病に対して前向きになれたような気がします。 そういう意味でもとても価値のある本でした。
1月は後1冊読む
毎月2冊の本を読むことを計画しています。あと1冊、図書館で借りている本があるので、ゆっくりでもいいので進んでいこうと思いました。