物事を難しく考えないようにする努力。
皆さん料理はされますか?僕は好きなのでよくしています。
料理をするときに皆さんはレシピ本をよく見られますか。僕はある程度はみますが分量についてはあまり見る事はありません。なぜそうかと言うとうつ病の治療に料理と言うものを取り入れているからです。なぜ料理とうつ病治療が関係があるのかということについて今日はお話をします。
1.失敗を恐れる気持ちがある
料理などをするときにできるだけ難しいとか失敗したらどうしようとかできるわけないだろうとか考えることをやめるようにしています。
理由は難しく考えたところでうまくできるわけでもないしある程度適当にやったほうが成功するというパターンもあるからです。
僕がうつ病になった原因の1つに、失敗したらどうしようとか、これをやったらダメなんじゃないだろうかとか、ビクビクしながら物事に取り組むと言うことがありました。
そのせいで本来ならばうまくいくことも、ささいなミスで失敗したりやり方が回りくどくなったりして、うまくいくんだけども他の人よりも手間や時間がかかってしまうということがよくありました。
多分うまくいくだろうとか失敗しないだろうなぁと、かまぁ心配しても仕方ないよねとか、そういう風なことを考えながら行動ができないでしょう。本当に損な性格です。
完璧主義というとカッコいい言い方でしょうが、完璧にできないくせに完璧主義というたちの悪い性格です。
2.だから料理は失敗前提
失敗を恐れる気持ちをなくすために、手初めに今料理をよくしています。手作りうどんとか手作りパスタとか手作りを意識して料理をしていますが材料などはできるだけレシピを見ずに作るようにしています。
特に見ないのは材料の細かい分量です。後は工程。
この前もうどんを生地から作ったのですが、水の量はレシピを参考にしませんでした。こながベチャベチャになって、生地の塊にならないように気をつけて水を入れたので、おそらくレシピに書いている内容よりも少ない量しか入れていないと思います。
理由はそのほうがうまくいくこともあります。レシピを見ずに料理をすると当然失敗することも多いのですが、失敗したときに「まぁいいか」とか「また今度頑張ろう」とかそういう風なことが思えて精神衛生上楽になレルからです。(失敗したものを食べた人にとってはたまったもんじゃないんでしょうけど)
当然メンタル的に成功前提で行動することの方が大事だと思うのですが、うつ病のひとってその「成功しなければいけない!」という気持ちがめちゃめちゃ強いように思います。そのせいで損をしている気がするんです。
3.うつ病対策。認知療法の真似事
今は心療内科の先生から認知療法的なうつ病治療の話を言われています。もう少し具体的な話をすると、例えば今自分がうつ病になっている根本的な原因である自分の行動や考え方といった部分の改善をするために、どのように行動したり、考えていくのかということです。
そのために今は自分って一体なんだろう、自分てどんな人間なんだろうと言うことを洗い出しています。
そこから自分がうつ病になった原因を予想したり、あたりをつけたり、決めつけたりして、その原因を解決するためにはどういった行動を取ろう、どんな発言をしないようにしよう、どんな発言をしよう、考え方を持とうといったことを決めて動いていきます。
認知療法については、まだまだ知らないこともたくさんこれから本を読んだりカウンセラーの方とお話をしたりするような機会を持とうかと思っています。
でもよく考えたら、ビジネスの世界でも問題が起こったり何か不都合なことが起こったときは必ず根本的な原因である真因を見つけ出し、対策を立てると行なっていますし、基本的に認知療法だろうがなんだろうがやり方の根本的なところは一緒だと思いますので、それにならって少しずつゆっくり地道に着実にこなしていこうと思います。
4.最後に
うつ病になってそろそろ2ヶ月。まだまだ先生はあせってはいけないと言ってくれています。僕も焦ってしまうのはダメだと思いますので、いきなり何かを実行するということはしないようにしようと思います。
例えば、認知療法が良い!ということを知ったら、すぐに本を読むのではなくて1、2日そのことは忘れてしまい、また後日改めて考えると言ったことをしようとしています。
当然頭の中から離れてしまうと、次に思い出すことができなくなってしまうので、ジブン手帳にメモをして、後日見返すようにしています。
そうすることで、自分が軽率な行動を取ることを諌めることもできますし、軽率な行動を取らないようになると思うからです。