うつ病になったのでブログ始めました(β版)

うつになったのでブログを始めました(verβ)

2017年12月11日にうつ病と診断。人と話ができない中、なんとか文字を書くことはできそうなので、病気のこと、将来のこと、今できることを書いてます。うつ病は治るのでその時はタイトル変えます。

うつ病になってよかったこと。ムリーと言えるようになったこと

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これはとても自分にとって嬉しいことというか新鮮な事というか、画期的なことです。

漢字で無理と書かずにカタカナで無理ムリーと書いたのには1つ理由があります。

今回は少ないんですがうつ病になってよかったなと思うことの1つである無理なことを無理と言えるようになった話をしたいと思います。

なかなか無理と言えない性格

僕は長男だからと言うわけではないんでしょうが、人から頼まれたりやらなければいけないことに対して無理であるとか駄目だとかをあまり言ったことがありません。

なぜそういう性格になったかと言うとあまり覚えてはいないんですが、みんなの期待に応えたいとかみんなのために何かをしたいとか、みんなが喜ぶ顔が見たいとかそういうことが起因しているんだと思います。

そのせいか損をしていることがたまにあって、例えばみんなは帰っているのに1人だけ教室で掃除をしてみたりとか、みんながやりたがらない係りを立候補してみんなが喜んでいる顔見るのが楽しかったり、難しいと言われているゼミに自ら率先して入ってみたり、うちの大学からはなかなか入社できないような大企業に入ってみたりとか、みんなの期待に答えようとか言う気持ちが凄く強いように思います。

それがだんだんと重くなってくる

最初はそれが楽しくて率先して行っているのですが、だんだんと義務感で行うようになってくると、せっかく自分がやろうと思っていたことが「やらなければならないこと」や「やりたくないけどやらないといけない」になってしまったりと重くなってきます。

何とか自分の力だけでできることならば良いのですが、1人でできないようなこととかになると本当は他人の力を借りないといけないのに、みんなが悲しむのが嫌だとかみんなが残念に思うのではないかとか考えてしまって他人の力を借りるようなことはせず、ひとりで抱え込んでしまうようになります。

大学生までならば良かったのに

大学生までならば、自分一人でもなんとかなったかもしれませんが、社会人になり責任の重いことを任されたりすると1人ではどうにもならなくなって自滅するということが時々怒っていました。

それでも何とか自分1人の力で解決しようと自分の力を高めるためにいろいろなビジネスセミナーに通ったり、レベルの高いビジネスマンと話をしたり、ビジネスに関係するような本を読んだりと、自己研鑽を続けてきました。

でも30代も後半になってくるとやはりやる仕事のレベルは高くなり、昔にも重くなって自分1人ではどうしようもなくなり自分で自分の首をしめて後悔するということが起こってしまったんですそれが今回のうつ病だと僕は思っています。

ムリーと言うこと

うつ病になって1人で考えて、ベッドに寝てずっと思案している中で、やっぱり「ムリー」って言う事は本当に大切な事なんだなということを改めて痛感しました。

ここで、「無理」という言葉ではなく、「ムリー」を使っているのは、無理というタイミングをギリギリにならないように前もって言える、前もって入れるので気軽に言える、気軽に言えるというのはカタカナ表記の方がわかりやすいかなということで、ムリーという言葉を使っています。

自分のためだけじゃなくて、周りの人の為にも無理だと言う事は大切なことなんだと言うことを感じています。

病気になって、まず自分がやろうと思った事は休養を取ったり薬を飲んだり、ベッドでじっとしていることではなくて、無理なことを無理ですということだと心がけて実行しています。

具体的にはどうしてる?

具体的にいつどんな時に無理を言っているのかと言うと、例えば妻の手伝いをしているときに「あー、しんどいなぁ」と思ったときは、ためらわず迷わず「ごめん、ムリー。もうやめるね。」と言っています。

他には子供たちと遊んだりとかしている時にも、無理になったら「パパはもうしんどいから遊ぶのムリー。ごめんね。」と言って遊ぶのをやめるようにしています。

今は家庭の事について無理な時は「ムリー」と言うようにしていますが、これをもっと広げて仕事の場所やプライベートのお付き合いや、様々なことに展開していきたいと思います。

ムリーと言うようになってどうなった

ムリーと言うようになって自分の心が少し軽くなったような気がします。

できないと言うことを自分を保つためのライフラインにすることができるようになったんじゃないかなと思います。

確かに子供たちは遊べなくなったことがわかるとがっかりしますが、そのがっかりは一時のものですのですぐに忘れてくれるでしょうし、忘れてしまいます。

妻も僕がそういうことをきちんと言ってくれる方が嬉しいようです。

最後に

うつ病になってよかったことっていうのはほんとに少ないでです。少ないというか全くないに等しいです。でも少しでもあるのであればこの良かったと言うことを糧にしてこれからの人生をできるだけ楽しく有意義に過ごしていくということを考えていくべきだと思います。 確かにうつ病は完治しませんが、そういう自分に足かせのようなものをつけておく方が良いと思います。