何故僕がうつ病になったのか、原因を探るためにはまず現状を思い出す
うつ病かもと思ったらどうすればよいの
僕は、2017年12月11日にうつ病と診断され、仕事を休みました。休職をしました。
以前から何か変だな、調子が悪いな、自分の思ったように生活ができないな、と思いだし、それでもごまかしながら仕事を続けた結果として心療内科と精神科がある総合病院に駆け込みました。
結局自分ではどうしようもなく、誰も助けてもらえないと思い込み、何もできなくなってしまった結果病院に無理を言って初診をしてもらい、その場でうつ病と診断されました。
そして、3ヶ月の休職が必要という診断書を作成してもらい、会社にその旨をメールで説明し、自宅で療養ということになったわけです。
では、何故うつ病になったのか
何故うつ病になったのでしょうか。明らかにこれだということはなかったかもしれませんが、2017年3月に行った転職がとても大きな要因になったように思います。
でも、以前も転職は行なっていたのですがうつ病になったことなんてありませんでした。だから転職が原因というのも少し違うような気がします。
自分でも、このうつ病の原因を突き止めないといけないと思い、ここで少し僕が転職をしてからの状況を書いていこうと思います。
2017年3月以降の僕の仕事とうつになるまで
転職しました
僕は、2017年3月にある製薬会社の人事職で採用をされました。その前の職種も人事でしたし製薬業界ではありませんでしたが、製造業に携わっていました。
今回の転職はできるだけ前の仕事と同じ状況でと思っていましたので、とても良いところに転職ができたと思っていました。
でも、今思うと転職の際の面接で説明を受けていた内容と、僕がしたかった仕事が全くずれていたのではないかと思います。それでも大きな会社に転職ができたこと、同じ人事職で仕事があったという点にとらわれてしまい、現職を了解しました。
入社してからしばらく
それから3ヶ月は新しい職場に慣れるために頑張っていましたが、その時から少しずつ職場の雰囲気や仕事の仕方、企業文化や風土といった点で、自分が経験していたこと、自分が大事にしていること、自分が譲れないことと違っているように思えてきました。このズレがもしかしたらうつ病につながる一番のポイントだったのかもしれません。
「やばい」と思うようになって
自分の調子が悪いなというか、なんか変だな、日常生活ができないなと思い出したのが2017年の8月ごろでした。 会社でも、ミスが多くなってきました。自分ではミスをなくすためにチェックの回数を増やすことや、一度作成した成果物はすぐに上司に報告するのではなく少し時間を置いて自分再チェックをする、指示があったらその指示に対して作業手順を明確して作業したりと色々と手を尽くしてみてもなかなか改善されないどころか、どんどんミスは増えていきました。
そのミスのせいで上司からの信頼はどんどん薄れていき、細かい作業でも常にレビューを求められるようになっていきます。そのレビューでは、「なぜそのミスが生まれたのか、どうすればできるようになるのか」といった内容を1時間近く詰められ、どんどんと自分がその問いに答えることができなくなっていってしまいました。
上司のマイクロマネジメントはどんどんとエスカレートをしていき、午前中、午後何をしていたのか、席を外していたのは何故なのか、何故聞かれたことが答えられないのかといった内容になっていき、僕はどんどんと追い詰められて行きました。
上司は僕が仕事がうまく進められない、ミスが多いことを気に病んでいたのでしょう。そのためにできる策を講じてくれていたのかもしれませんが、それは僕にとっては全くの逆効果でした。
だって、ミスをした理由、仕事ができなくなってしまった理由が全く自分でもわからないのです。つまり、原因が特定できないので解決策を講じることができないわけです。 それが会社の上司にとっては何も策を講じていない、手を打ってない、社員として問題があると思っていたのではないかなと思います。
上司のフォローと僕のボタンの掛け違い
この頃になって僕はもうどうすれば自分がよくなって行くのか全くわからない状態になっていました。そして、何も手を打つことができず、ただ毎日言われた作業をするだけという状態になっていました。おそらく11月上旬から中旬くらいです。
会社の人たちは僕の調子が悪いことを知ってかしらずか、できるだけ定時に帰らそうとしてくれました。でも僕は、自分ができないことをなんとか回避するために残業をして自分の仕事について時間をかけて分析をしたかったのですが、それは認められませんでした。
どうしようもなくなった12月
そんな状況の中12月8日(金)の就業時間中。これ以上ここにいてはどうにかなってしまうと考え、事務所を抜け出し、自宅から近い心療内科、精神科、メンタルクリニックに電話を手当たり次第に行うことをしたのです。
初診にはとても厳しいのがこの手の病院
この時僕は4つの病院に電話をしました。そのうち1つの病院は翌週の火曜日である12月11日の午前中ならば初診は受け付けてもらえるということでしたが、残りの3つは12月の下旬でないと初診は受けられないということでした。
僕はたまたま、自宅の近所にある大きな病院に行くことができましたし、初診の日も電話をした翌日とはいきませんでしたが、できるだけ早く看ていただくことができました。
もしこれが、一週間後、二週間後となってしまったら、僕はきっと会社に行くことができず、無断欠勤を続けてしまい、会社に対してネガティブなイメージをより与えた状況でうつ病として休職していたかもしれません。
それだけで済めば良いですが、自宅で無断欠勤を続けているなかで、「死にたい」「なくなってしまいたい」という思いが溢れ出してしまい、本当に死んでしまうかもしれません。
本当に運が良かったと思います。
思いつくままに書きつづりました
とにかく、思いつくままに自分がうつになる前となったと診断された時の状況を書いてみました。 今回は書くだけで精一杯で推敲したりはしていませんので、表現であまり良いものではなかったり、文章がうまく繋がっていない箇所があるかもしれませんが、ご容赦ください。