辛いと思った時にはどこに行くのが良いのか。うつ病になったらどこに行ったら良いのか

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これだけはこのブログで絶対に書こうと思っていたこと

今日本人の5人に1人はうつという状態にあると言われています。多かれ少なかれ日常生活や仕事、その他のことについて悩んだり、辛い思いをしている方々がたくさんいるということを、うつ病になって初めて知りました。

うつ病というのはすでに特殊、異常な病気なのではなくて、誰でもなる可能性のあるものだということも知りました。病気になって、読めない本を何とか読みながら情報を収集してわかったことです。

このブログを読んでいただける人というのは、うつになった方、うつになりそうな方、うつになった方を家族に持つ方、過去にうつになった方など色々な方がいるかもしれませんが、その中でも、今回の記事は、「うつになりそうな方」に是非読んでもらいたい、知ってもらいたいことです。

僕ももっと早く知っていれば、こんなことにならなかったかもしれません。

それは、「うつになったら、なる前にお医者様に行こう。」というものです。では、どのお医者様に行けば良いの？という疑問が生まれてくると思いますので、その疑問に僕なりに調べた結果をお伝えしたいと思います。

※ただこれは、すべての方に当てはまることではないと思っています。僕の経験と本を読んだりした点から得た結果ですので、まずは参考程度にご覧いただければと思います。

「もうだめだ」と思ったらどうするの

もうだめだと。辛すぎる。会社にいけない。と思ったら心療内科に行ってください。

もし心療内科にいけない、近所にない、怖いということであれば「○○メンタルクリニック」と呼ばれているところでもいいと思います。素人の判断として心療内科とメンタルクリニックは同じです。ただ、名前的に「心療内科は精神科と同じで、精神科は精神疾患や精神異常な人が行くところ」というイメージを持たれている方が多いので、敷居が高いかもしれません。

でもメンタルクリニックというのは全てというわけではありませんが、予約が詰まっていてなかなか診察していただけないかもしれません。これには訳がありますが、それは少しあとでご説明します。もし知りたい方は、ここをクリックしてください。

心療内科は、心の問題と、体の問題の両方を見てくれます。例えば、心が辛いと思い出してから頭痛がひどい、下痢や便秘がひどい、めまいがするといった状況がある場合は、心療内科になります。

僕は、実は9月末に「逆流性食道炎」という病気になりました。胃腸科に行き診察をしてもらったのですが、その時に診断書を書いてもらい1週間休職をしました。すでにこの頃から心にもかなりの負荷を抱えており、「辛い、どうしていいかわからない」という状況に陥っており、何とかして会社を休みたいと思っていました。

でも、胃腸科の先生は心の部分については熟知されていないこともあり、僕の状況を理解した上で、逆流性食道炎の期間のある診断書をなかなか書いてくれませんでした。この時僕としては、心療内科に行っておけば、心の病気という診断をしていただき、長期療養の診断書を作成してくれ、早々に休職ができたかもしれません。

今となっては悔やんでも悔やみきれませんが、体の不調が心に起因する可能性があるときは心療内科に行っておくことが正しいと思います。なので、皆さんも「もうだめだ、体が辛すぎる」となったときはすぐに心療内科に行かれることをお勧めします。

メンタルクリニックが予約でいっぱいな理由

これは、心療内科に対する偏見と、メンタルクリニックのポップさに起因していると思っています。上でも書きましたが、心療内科という言葉は今ではメンタルヘルスに関することを取り扱ってくれる専門医というイメージがありますが、まだまだ精神科とリンクします。なので、敷居が高いためにあまり人が行かないということがあるのではないでしょうか。

その点、メンタルクリニックというは近年になって出てきた言葉ですし、精神科とあまり結びつかない、ちょっと気持ちが沈んだり、心の拠り所がない時にいけるというイメージを皆さんが持っているのだと思います。

また、マタニティブルー、マリッジブルー、メンタルヘルスといった心の問題についてメンタルクリニックの先生がテレビで解説をしているということも、メンタルクリニックという言葉馴染みのある言葉にあり、私たちのような患者さんに浸透しているのだと思います。

このように言葉のイメージや、偏見からメンタルクリニックに行かれる方が多い、つまり予約でいっぱいでなかなか私たちのようなうつでどうしようもなくなっている人たちには行きにくくなってしまっています。

でも、心配はしないでください。心療内科にかかってもらえれば、僕はうつ病を治す大きな一歩を歩めていると思っています。（もちろん僕もうつ病です。心療内科にかかることが大きな一歩であり、絶対に治ると信じています。）